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iPS再生槽（アイピーエスカプセル）
戦いで負傷した箇所を修復する治療設備。切断された腕や足を10分程度で完治させることができる。

赤座守（あかざまもる）
国際魔導騎士連盟に所属する、黒鉄家分家筋の男。現在は騎士連盟日本支部で倫理委員会の代表を務めており、一輝を除名処分にしようと企む。9話で、鋼線使いに一輝たちを襲わせたのも彼の命によるものだった。

一刀修羅（いっとうしゅら）
一輝が用いる伐刀絶技。自らが持つ全ての力を１分間に凝縮して使いつくし、己の能力を大幅に強化する。体力の消耗が激しい大技で、１日１回しか使うことができない。

一刀羅刹（いっとうらせつ）
「一刀修羅」を越える、極限の技。「最強の１分間」を、たった一振りに凝縮させることで、身体能力の強化率を数十倍から数百倍までに高めた。

陰鉄（いんてつ）
一輝が用いる固有霊装（デバイス）。日本刀の形状をしている。

ヴァーミリオン皇国（ヴァーミリオンこうこく）
ヨーロッパにある小国。ステラ・ヴァーミリオンは、同国の第二皇女である。

狩人の森（エリアインビジブル）
桐原静矢が用いる伐刀絶技。ステルス迷彩で自分の全情報を遮断することで、その姿はもちろん、気配や匂いをも知覚できなくする。

妃竜羽衣（エンプレスドレス）
ステラ・ヴァーミリオンが用いる伐刀絶技。炎をドレスのように身のまわりに展開させることで、敵の攻撃を防ぐ。

朧月（おぼろづき）
桐原静矢の固有霊装。弓の形状をしている。

大蛇丸（おろちまる）
倉敷蔵人の固有霊装。普段は野太刀の形をしているが、戦闘時は自由に変形伸縮する。まるで剣が生きているかのように刀身が動くのが特徴。遠距離から近距離まで、あらゆるスタイルに対応して剣客の間合いを崩す。

風の爪痕（かぜのつめあと）
絢瀬の伐刀絶技。固有霊装の緋爪を用いて空間に「刀傷」をつけ、それを開くことで周囲の空気が急激に吸いこまれるカマイタチ現象をおこす。絢瀬は一輝との戦いのために、前もって100以上もの「刀傷」を仕掛けていた。選抜戦では、事前に罠を仕掛ける行為は反則として固く禁じられている。

天壌焼き焦がす竜王の焔（カルサリティオ・サラマンドラ）
ステラが用いる最強の伐刀絶技。妃竜の罪剣を100メートルを超える光の剣に変え、あらゆる物を焼き尽くす。

KOKトップリーグ
「KOK（King Of Knight）」は伐刀者同士が行う格闘競技のこと。この世界で最も人気のあるスポーツ。西京寧々は、その花形ともいえるトップリーグの現役スター選手である。

クレッシェンド・アックス
ステラと対戦したＣランク騎士・砕城雷の伐刀絶技。振り回すほど重量が加算される力を使って、一撃必殺の斬撃を放つ。攻撃力は最強クラスだが、速度はそれほどではないため、本来ならばステラは容易にかわすことができた。それをあえて真正面から受けて跳ね返したところに、Ａランク騎士たる彼女の実力とプライドが窺える。

黒鉄家（くろがねけ）
代々優秀な伐刀者を輩出してきた名家で、騎士の世界に強い影響力をもつ。Ｆランクである一輝が学園を卒業できないよう圧力をかけている。

幻想形態（げんそうけいたい）
固有霊装の一形態で、人間に対して物理的なダメージを与えず、体力を直接削り取る。主に模擬戦で用いられ、幻想形態で致命傷をうけた人間はブラックアウトする。

鋼線使い（こうせんつか　）
固有霊装の型のひとつ。魔法の糸を使って無機物を遠隔操作して戦うタイプである。同時に複数の無機物をあやつる場合は、中継地点としての無機物を設け、術者は姿を隠しながら攻撃する。リング上では使えない戦法であるため、学生騎士には馴染みのない者の方が多い。

犀撃（さいげき）
一輝が習得したオリジナル剣技のひとつで「第一秘剣」。全ての力を一点に集中させる突き攻撃で、全く減速することなく相手を貫く。一輝が持つ七つの秘剣の中でも最強の攻撃力をほこる剣技である。

サムライ・リョーマ
極東の小国だった日本を戦勝国へ導いた大英雄。本名はリョーマ・クロガネ。一輝の曾祖父にあたる。

七星剣武祭（しちせいけんぶさい）
年に一度、7校の騎士学校合同で主催される武の祭典。ここで日本でもっとも強い学生騎士が決まる。

障波水蓮（しょうはすいれん）
珠雫が用いる伐刀絶技。水に魔力をこめた防壁を形成することで、銃弾をも無効化できる。

蛇骨刃（じゃこつじん）
倉敷蔵人の伐刀絶技。どんな間合いからでも最善のリーチを選択できる、一切の死角をもたない剣戟の技。「剣士殺し（ソードイーター）」らしい、シンプルかつ攻撃的な技である。

大法官の指輪（ジャッジメントリング）
ビショウの固有霊装。「罪」と「罰」の特性をもち、左の指輪「罪」からあらゆる危害を吸収し、右からその力を「罰」として放出する。相手の攻撃が強いほど強力な技となる。

影縫い（シャドウバインド）
有栖院凪が用いる伐刀絶技。相手の影を縫いつけて、動けないようにしてしまう。

私立プリンス学園（しりつプリンスがくえん）
今いちばん泣ける乙女ゲームとして評判のテレビゲーム。通称「しりプリ」。作中に、一輝によく似た「一正」という男性キャラクターが登場する。ステラはアリスから勧められてプレイしていたが、ソフトを所有しているのは新聞部の日下部加々美。

蜃気狼（しんきろう）
一輝があやつるオリジナル剣技のひとつ。走りながら足さばきによって急激な緩急をつけ、前方に自分の残像を作り出すことで相手に間合いを誤認させる。一輝の驚異的な身体能力によって生み出された技である。絢瀬はこの技によって間合いを崩された。

水牢弾（すいろうだん）
珠雫の伐刀絶技。水の塊の砲弾を放つ技で、一度着弾すれば顔にはりついて相手の呼吸を奪ってしまう。同時に複数発射することが可能。

生徒手帳（せいとてちょう）
破軍学園の生徒が所有する未来型端末。身分証明、財布、ネット、携帯電話などマルチな機能をもつ。七星剣武祭代表選抜戦の予定は、各生徒の生徒手帳にメールで送られてくる。

双重の病（そうじゅうのやまい）
一般生徒への指導中に一輝が語った言葉。両足に均等に体重をかける姿勢を戒める、中国拳法の言葉である。戦闘中は片方の脚に力のかかる時間が長いため、一輝は目をつむって片足で立つトレーニングを課していた。

属性（ぞくせい）
伐刀者は、それぞれの能力に応じた属性をもつ。水は炎に強い等の相性があるため、戦いの際には相手の属性を考えた戦略が求められる。

黒き隠者（ダークネスハーミット）
有栖院凪が用いる固有霊装。短剣の形状をしている。

代表選抜戦（だいひょうせんばつせん）
通称・学内戦。七星剣武祭に出場する生徒を決めるための戦いで、成績上位者６名が代表に選ばれる。去年までは能力値である程度選抜されていたが、今年から全校生徒が参加する形式（棄権も可）に変更された。「実像形態」を使った実戦形式で行われるため、命の危険をともなう。

超純水（ちょうじゅんすい）
珠雫がハイレベルな魔力制御で作り出す、不純物を完全に除去した水。導電率はほぼ０で電気を通さない。超純水を使った「障波水蓮」によって、刀華からの雷撃を無効化することができる。

固有霊装（デバイス）
伐刀者の魂を具現化させた「魔法の杖」のようなもの。聖剣、魔弓、呪具、宝具など、使用者によってその形状は異なる。許可なく校外で、固有霊装を展開することは禁止されている。

天衣無縫（てんいむほう）
綾辻一刀流の最終奥義。２年前の道場破りの際、海斗が蔵人に敗れる直前にみせようとした技である。父から教わった絢瀬の剣をみた一輝が「模倣剣技」することで再現した。

凍土平原（とうどへいげん）
周囲を凍りつかせる珠雫の伐刀絶技。リング全体を高速で氷結させてしまうほどの力をもつ。

妃竜の息吹（ドラゴンブレス）
ステラの伐刀絶技。摂氏3000度にもおよぶ炎を発する。

貪狼学園（どんろうがくえん）
破軍学園と同じ地域にある騎士学校だが、粗暴な生徒が多く在籍している。中でも「剣士殺し（ソードイーター）」の二つ名をもつ同校３年のエース・倉敷蔵人は、目についた者にところ構わず喧嘩をしかけける“狂犬”として怖れられている。

鳴神（なるかみ）
刀華の固有霊装。日本刀の形状をしており、普段は黒塗りの鞘に収めている。

南郷寅次郎（なんごうとらじろう）
「闘神」の通り名をもつ、日本人最高齢の魔導騎士。大英雄である黒鉄龍馬とは同じ時代を生きたライバル同士だった。刀華と寧音に体術を教えた師匠でもある。一輝と刀華の戦いを見学するために姿を現した。

抜き足（ぬきあし）
珠雫との試合で刀華が使った体術。特殊な呼吸法と歩法で自らの存在を相手の無意識に滑り込ませることで、生命に危機が迫る直前まで自分のことを認識させないようにする。特殊な鍛錬をつんだ者でないと、この術から逃れることは難しい。

伐刀絶技（ノウブルアーツ）
固有霊装を媒体として用いることで、伐刀者が行使する異能の技。

破軍学園（はぐんがくえん）
本作の舞台。国際的に活躍する魔導騎士を輩出してきた学園で、日本にある騎士学校の中で随一の実績をほこる。七星剣武祭でも、学園の代表が毎年のように優勝を手にしてきたが、ここ数年の成績は芳しくない。

完全掌握（パーフェクトビジョン）
桐原静矢との戦いで一輝がみせた能力。相手の思考回路の根底に根ざす「絶対価値観」を盗み出すことにより、相手の思考や感情をすべて読み取ってしまう。

緋水刃（ひすいじん）
珠雫の伐刀絶技。魔力によって刃に大気中の水をまとわせ、高圧で循環する水流の刃を作り出す。珠雫がもつ伐刀絶技の中で最強の切れ味をほこる。

緋爪（ひづめ）
絢瀬の固有霊装。鮮やかな緋色の刀身をもつ日本刀の形状をしている。海斗の愛弟子として「綾辻一刀流」の修行にあけくれていた彼女は、剣士としてもかなりの腕前をもつ。

白夜結界（びゃくやけっかい）
周囲の水を一気に気化させて霧をはる珠雫の伐刀絶技。霧の中で自由に動くことができるのは、術者の珠雫だけである。

伐刀者（ブレイザー）
己の魂を武装として顕現させ、魔力で異能の力をあやつる者のこと。1000人にひとりと言われる特異存在である。

模倣剣技（ブレイドスティール）
一輝が用いる剣術。戦いのなかで相手の剣技の「理」を暴き出し、その欠点を是正した上位互換の剣術を作り出す。

蛇咬（へびがみ）
倉敷蔵人があやつる２連斬。右手だけの攻撃で、瞬間に２点を同時攻撃する。片方を防御しても、もう片方の刃が襲いかかる防御不能の攻撃。

マッハグリード
一輝と対戦したＣランク騎士・兎丸恋々の伐刀絶技。自分にかかる速度を累積して無限に加速し続ける能力をもつ彼女は、積み重ねた速度を打撃のエネルギーに転化させた一撃を放つ。一度停止すると累積した速度はリセットされるため、常に動き続けていなければならないのが弱点。

魔導騎士（まどうきし）
国際機関から能力を使う認可をうけた伐刀者のこと。国際機関から認可をうけた専門学校を卒業することで、魔導騎士の資格と免許を得ることができる。

神速反射（マージナルカウンター）
倉敷蔵人がもつ特性。生まれもっての驚異的な反射神経によって、相手が１つの行動をおこす間に複数の行動をおこすことができる。相手の攻撃を常識では考えられない動きで避けたり、刃と刃が当たる瞬間に軌道修正を加えることすら可能で、相手の技や駆け引きを無効化してしまう。行動回数が多い分だけスタミナの消耗が激しいのが弱点。

宵時雨（よいしぐれ）
珠雫が用いる固有霊装。小太刀の形状をしている。

YOBAI（夜這い）
元々は日本古来より伝わる男性から女性への求婚行為のことで、現在は夜中に寝しずまった相手のところへ訪れる意味で用いられることが多い。かつては日本独自の風習として広く行われていたため、ステラは今でも日本で行われているものだと勘違いしていたようだ。

雷切（らいきり）
刀華の二つ名でもある伐刀絶技。鞘と刀身に雷の能力で強力な磁界を発生させ刀身を射出する超電磁抜刀術。彼女にとって伝家の宝刀の技であり、これを使った試合ではこれまで全て勝利をおさめている。

雷光（らいこう）
一輝が習得したオリジナル剣技「第七秘剣」のひとつ。人間の動体視力をはるかに上回る速度で斬撃をたたきつける。

最後の侍（ラストサムライ）
絢瀬の父である、非伐刀者の剣士・綾辻海斗の異名。名だたる剣の大会で優勝した、武芸に関心のある者なら知らない人はいない希代の剣士。道場を構え、弟子達に「綾辻一刀流」を教えていたが、試合中の事故により入院している。

ランク
伐刀者としての能力を評価する基準。総魔力量などの能力値から総合的に判断され、各騎士は最高のＡから最低のＦまで振り分けられる。ただし、剣術の腕や体術の冴えはランクの評価項目にはふくまれてない。

閃理眼（リバースサイト）
刀華の伐刀絶技。脳が発する微弱な伝達信号を感じとることで、相手の心理を読み取る。この能力を高めるためには視力を遮断した方が精度が高まるため、珠雫との戦いで彼女は眼鏡を外した。それだけ珠雫が強敵だった証拠である。

妃竜の罪剣（レーヴァテイン）
ステラが用いる固有霊装。大剣の形状をしている。